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どんなに生きにくさを抱えても、
住みたい場所で愛する人とずっとふつうに暮らし続けることができる街づくりを目指す。
特定非営利活動法人ふわり
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ケアホームをつくっています!! 〜行動援護対象者向けケアホーム等のバリアフリー改修事業〜


NPO 法人ふわりの高齢者等居住安定化推進事業は…



この事業は、国土交通省「高齢者等居住安定化推進事業」の助成を受けて実施しています。
高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化推進事業とは
目的
高齢者世帯や要介護者等の増加、障害者の地域生活への移行や待機児童の増加等に対応し、高齢者、障害者及び子育て世帯が安心して生活することができる住まい・住環境の整備により、その居住の安定確保を推進するとともに、地域の活性化等を図ること。
こんな補助です
この観点から、高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化推進事業として、先導的な高齢者等向けの住宅に関する技術・システム等の導入や生活支援サービス、介護サービス、子育て支援サービス等が効率的・効果的に提供される住まいづくりやまちづくりに関する事業の提案を公募し、予算の範囲内において、国が事業の実施に要する費用の一部を補助し支援します。


  重い障害のある人たちの24時間を支えるための実証
  (CH 改修と人材育成) 

「想い」からスタートする支援を
 ケアホームは、人が暮らす場です。障害があってもなくても、ただ建物を建てればOK。ではありません。
 家には、そこに暮らすひとりひとりの人たちの、自分らしい暮らしが映し出されるはずです。
 そのために、まず大切なことと考えているのが、入居者の暮らしを支える支援者の資質です。
 彼らの「想い」を受け止め、それを実現する。
 実際の暮らしの中では、ひとりひとりの障がい特性に合わせた、細やかな配慮ができる。そんな支援者になるための、厳しい(!?)研修が実施されました。基礎2日・演習2日・実習3日からなる7日間の基礎研修です。
 実際に入居する予定の利用者さんにご協力いただいた実習から、とてもたくさんのことを学びました。
 内容は、こんな感じです。

 

  まずはやはり、行動援護対象となる人たち(現状では、自閉症と知的障がいを合わせ持った人たちがメイン)の障害特性を理解することからスタートです。
 キャップハンディ。初めての人も、2 回目以上の人も、それぞれに、改めて、彼らの困難さを感じること。これは、行動援護環境を理解する上で、絶対に外せない大切な時間と考えています。

 

 概要をつかんだら、次は、ひとりの人の支援を、とことん追求します。
 行動援護環境は、ある場面、ある時間だけのものではなく、脳の機能障害をもった人たちの暮らし・人生が、常に安心と元気とチャレンジや休息…で満たされた環境の中にあるように…を目標としています。
 安心も、元気の素も、チャレンジも、休息の取り方も、みんなちがって当たり前。ひとりひとりのその人らしさを大切にした環境を整えていこうと考えています。

  

  

 例えば…
 みなさん、個別支援計画に「本人の想い」を記載する欄ありますか?ただ罫線で囲まれた四角の中に、ワープロで書かれただけのものになっているのではないでしょうか?
 自閉症の人でなくても、想いは人それぞれ、そんな四角の枠に、個性も色も無く数行で書かれた「想い」。納得いきますか?
 今回の研修・・・ケアホーム入居に向けて・・・では、人それぞれの想いを受け止めるために、こんな工夫をしてみました。「想いのマップ」と呼んでいます。
 言葉も色も雰囲気も、いろいろであることが分かると思います。

  

 想いを受け止め、様々な社会資源をマネジメントするのが、私たちの仕事です。
 そこで、この想いのマップを実現するための「資源のマップ」をつくります。


 ここでは、支援者が、普段どれだけ地域に目を向け、資源を開発・開拓しているか…人とつながっているか…が、はっきりと現れてきます。
 あとは、これを、個別支援計画の書式に落とし込んで、書類はできあがりです。
 次は、実習(ご本人に来ていただいて、4時間を過ごしていただきます)に向けての準備です。
 その人の障がい特性から導き出した支援計画を、実際に組み立てて、やってみるところまで。気力と体力が勝負の最後の2日間です。
 「私たちも、経験から学びます。私たちは、失敗から学べます。」がコンセプトの2日間は、教えてもらうのではなく、考えてやってみたことに、アドバイスを受け、修正(再構造化)していくというプロセスを大事にしています。

 「視覚的な支援」を組み立てよう!とすると、伝えたいこと全てを目に見えるようにするのか…と思いがち。ところが、できあがってみると…ごちゃごちゃと情報が多すぎて、何が何だかわからない…なんてことが起きます。できあがったものを実際に自分でやってみて、ありゃりゃ…これじゃダメだな、と実感する。(失敗から学ぶのです)
 そして、伝えたいことをシンプルにシンプルにわかりやすく再構造化していきます。

 実習前日の最後には、初めて受け入れる自閉症の人の支援を「楽しみに」待てる自分がいます。支援者が安心して、自信をもって待っていてくれたら、自閉症の人だって、それをしっかり感じ取って、怖がらず、緊張しすぎず、新しい場所での新しい活動にチャレンジできますね。
 実際、これまでやった実習のどれも、協力してくださった自閉症の人たちは、穏やかに、楽しそうに、興味津々に・・・準備した全ての活動をやり遂げた満足感をもって、帰って行ってくれています。
 受講してくださった皆さんも、それぞれの立場で、それぞれにたくさんのことを感じて、現場に戻っていかれました。

感想
・自分の今までの支援の仕方を考えさせられ、本当に必要な支援って何だろうと終わった後からすごく考えるようになりました。どんな人にもその人の人生があって、その人がその人らしく生きていくためにどうして行くか、私たちは自分で勝手にやっていることを、本人さんたちにもそんな世界を感じてもらいたいと思いました。本人さんの笑顔のために出来ることを考えたいと思います。そんな研修を終えて。
物件探し、部屋の配置や割り振り、特性に合わせた改修案づくりへのOJT が入り、設計↓施行、そして、入居に向けてのOJT で実際の入居となる予定です。

感想
・今回の研修を通して、日々の己の支援の振り返りができ、支援力や知識の低さを痛感するとともに、改めて支援者としてどうあるべきか、そして具体的にどうしていけばよくなるという見通しが持てた研修でした。
日々の課題に悩み、忙しさにおわれ見通しの立たない日々に不安を覚えていたが、専門職として勉強を重ね支援者の成長で利用者さんの生活の質も変わり、可能性を引き出していくんだという想いを今一度つよく持て直せたと思います。
具体的な手法を学べたのはもちろんですが、今一度なぜこの道を目指したのか思い起こすことができ、研修に協力してくださったMさんの頑張りに、自分自身のできることを頑張っていかなくてはと勇気づけられました。

感想
・Mさんの最後の『研修ご苦労様でした』と言われていたときの表情がすごく印象に残っている。支援の準備には前日の遅くまでかかってしまったのだが、あの表情を見ることができたとき、普段使い慣れていなかった脳の疲れや、昨晩遅くまで準備をしていた疲れなど、全て吹き飛んだ。実際の支援でも、家計簿や、作業、掃除など、初めてなことや、苦手だったことも出来ていた。これまで環境をMさんあった環境を作れていなかったことで、Mさんの出来ることを制限していた。一つ一つの活動が感動的だった。研修で学んだことを一つ一つ積み重ねていき、利用者さんが持っている力を十分に引き出すことの出来る人になりたい。何度も受けたい研修です。

感想
・今回の研修を受けて、利用者さんの支援を考えていく過程で具体的に何をしていけばよいのかということが自分の中でかなり明確になりました。今まで出来ていなかった事が浮き彫りなって、利用者さんに申し訳ないなと思いました。まだまだ、支援者としてのスキルが備わっていませんが、しっかりと経験を積み重ねて、勉強して、利用者さんの思いに寄り添って一緒に歩んでいける支援者になって行きたいです。



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