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特定非営利活動法人ふわり
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街の中でふわりふわりと考えるvol.35

NPO 法人ふわり 理事長 戸枝陽基


 「地域って何だろう?」地域福祉を志してから、ずっとずっと考えてきた。

 ふわりの活動始めた、10数年前の僕は、「地域」と言った場合に、その暮らしがあるエリアを指して、地域生活と呼んでいる感じになってきた。

 例えば、愛知県半田市の一市民として暮らしているので。
 「半田市」で暮らしている=「地域」で暮らしている
 そんなニュアンスで。地域とか、地域生活と言っていたように思う。

 最近。「地域」って、暮らしがあるエリアではないなぁって。というか、暮らしがあるエリアが、もちろん、生活する地域なんだけれど。生活って、普段生活している、いわゆる生活圏だけでは、完結していないよなぁ。そういうことに、もんもんとするようになった。

 例えば、僕の暮らしの中で。

 半田市にいる人でも。まったく話をしたこともない人がいる。遠く離れた、北海道の人と、月の1/4 も一緒にいたり、毎日のようにメールや電話でやり取りしたりしていたりする。

 半田市の。毎日のように一緒にいた人と、疎遠になった。富山県に、志を同じくし、信頼できる人を見つけて、心を通わせるようになった。

 僕の「地域」の意味が。飛躍的に「通じ合い」の距離を縮めてくれるインターネットや交通網の発達のお陰で。すごいスピードで、日常的な暮らしを営んでいる場を指す言葉から、志や想いがシンクロする度合いの高さや深さを指す言葉に変化しているのだ。
 
 「地域」って。

 そう考えると、どんどん、暮らしの場の距離を越えて。個別的な関係性軸に、その関係性を指す言葉に、その意味が推移するに違いないと。そんな確信が深まる。

 そうだとすると。地縁・血縁ではない関係性を。具体的にどのように紡いで行くのかという、ギリギリ究極の人間対人間の志縁(社会的使命や価値観を同じくする者の縁)を紡ぐという過程が街作りだということになる訳だなぁ。

 街作りは人作り。会いたいと引き合うご縁が観光を呼び、商売を呼び、街の活性化を呼ぶわけだ。

 待てよ。そうなっちゃうと。街って、縁が紡げれば、バーチャルでもいい訳だ。むう。
 金太郎飴みたいな、箱物街作りがうまく行かないのは、そういう訳か。むう。

 「地域福祉」も、そう考えると。街の中に暮らしているだけではなくて。その方の生きている意味を、大切にしている想いを引き出しながら。よりたくさんの志縁とつなぐ手助けに、その質を変えないといけないわけだ。

 そして、その志縁が距離を越え。より引き合う誰かとの出会いの手助けまで。

 そうだよなぁ。街の中にあっても、施設職員としか関係性がない暮らしって。「地域生活」じゃないよな。むう。

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FirstUpload 12/02/18-22:04
LastUpdate 12/02/19-15:43


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