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どんなに生きにくさを抱えても、
住みたい場所で愛する人とずっとふつうに暮らし続けることができる街づくりを目指す。
特定非営利活動法人ふわり
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「浦河べてるの家」 に行ってきました!!

知多半田から中部空港→ (飛行機)にて千歳空港へ。
そこから約3 時間車で走ったところに人口16000 人の小さな町です。

浦川町といえばサラブレットの産地!!
競馬好きの戸枝さんにはたまらない街。乗馬ができる牧場もあります。

また、べてるで販売している昆布も浦河の特産!!浦川の海でとれた昆布がべてるの注目商品に。
商品の種類もたくさん。( 後半ページで紹介します)

べてるって!?


 
べてるはこの教会から始まった

 べてるの家は1978年に「回復者クラブどんぐりの会」としてスタート。日赤病院の精神科に長く入院していた方の退院を祝い、焼肉屋で「これから自分たちはこの町で一体どうやって生きていったらいいだろう」と語りあったところか始まりました。

 で・・・精神障がいを抱えた人たちが、「町のためにできることはないか?」と考え、教会の片隅で牧師婦人の指導のもとに昆布作業をはじめました。

私たちのべてるへの旅は2泊3日。
<1日目は知多半田から浦河町への移動で費やし・・・
2日目朝からべてる研修スタート!すてきな冊子が用意してあり、それだけでうれしくなったのですが・・・

朝ミーティングでは・・・
一度聞いたら忘れられない歓迎の歌が!!べてる迎能プロダクション「木林さん」の歓迎の歌は最高でした。
私たちのほかにも見学に来ている方がいたのですが、***爆笑の嵐***

さて、朝のミーティングが終わり、町の中のべてるツアーへ。
まずは共同住居ツアーへ。4つの共同住居を見せていただきました。
GH べてる→リカハウス→フラワーハイツ→おざき荘。車にのってあっちへこっちへ。


 ← おざき荘


 ← もともと昆布作業をしていた元祖べてるの家はグループホームべてるに!


案内にはオリエンテーションチームの3名のみなさんが案内してくれました。笑いたっぷりで車の中でも笑いっぱなしでした。

海が目の前に!
「海が荒れると怖くないですか?」
の問いに、
「慣れてますから」
そうか・・・!


 ← りかハウスはバリアフリーのお家でした。

 さーお昼だ!昼食は「べてるセミナーハウス」へ無添加の「べてるめんめん」をいただきました。
こしがあって食べ応えばっちしでした。

 午後からは日赤病院デイケアの見学へ。デイケアの取り組みの話を伺いました。病院でのデイケアでの取り組みと地域でのべてるの取り組み。自然なつながりを感じました。

 また、愛知県から藁をもつかむ思いで浦川に来られたデイケアに通って見える方からも、今までの経緯や浦河での生活について聞くことができました。

 デイサービスから帰るとき、一組の親子に会いました。赤ちゃんを抱いたお父さんはとっても素敵な笑顔で笑いかけていました。お父さんがデイケアに通う間、地域の育児ボランティアさんや保健師さんが赤ちゃんをみていてくれる支える仕組みがあるそうです。そうか〜こんな街なら子ども産めるな〜なんてうれしい気持ちになりました。

次は・・・昆布のつめつめ作業の体験です。割烹着を着て、三角巾をして作業開始!!と思いきや、「あのね〜。」とあちこちからたくさんの話声が。。。べてるの理念の一つ『手を動かすより口を動かせ』昆布作業はコミュニケーションの練習の場でもあるんだな〜。

 「自分を廃業したい」といっていた4人が虚しさを絆にと立ち上げた『むじゅん社』。
浦河の精神保健福祉活動を応援する会『ウレシッパの会』などなど。これからもきっと増えていくんだろうな〜

 べてるには、いろんな顔があるんだな〜。
ピアネットサポートネットワークを強化する『NPO 法人セルポ(セルフサポートセンター)浦河』。


べてるの家の当事者研究 ライブ



べてるづくしの1日目の終わりに、べてるの家の当事者研究ライブに参加させていただきました。
会場には、座りきれないくらいの人が。当事者・家族・関係者・地域の人など・・・
当事者研究とは・・・
統合失調症などを抱える当事者が、仲間や関係者とともに自らの抱える生きづらさや、生活上の課題を「自分の専門家」として「研究者」の視点から解き明かしていくという試みで、2002年浦河から始まりました。
これは、幻覚や妄想など様々な不快な症状に翻弄されていた状況に、自分という生きる足場を築き、生きる主体性を取り戻す作業なのです。


「問題」と「人」を分ける。


EX)爆発を繰り返す●●さん→爆発を止めたいを思っても止められない苦労を抱えている●●さん。
幻聴を幻聴さん!に。

自己病名を考えよう!


医学的な病名ではなく、自ら抱えている苦労の意味や状況を反映した「病名」をつける。
EX) 人間アレルギー症候群

苦労のパターン・プロセス・構造の解明


症状の起こり方等には必ず規則性があり反復構造がある。仲間と語り合いながら明らかにし、図式化、ロールプレイなどで資格化する。

自分の助け方、守り方の具体的な方法を考え、場面を作って練習する。


→ SST(生活技能訓練)の活用3日目にSST へ参加しました。次ページへ。


 今回の当事者研究の発表では、数年にわたり、自宅から出ることもできず爆発を繰り返してきた当事者の方が、向谷地先生と出会い、また浦河の仲間と出会って当事者研究を続け、自分と向き合っている研究内容を話してくださいました。発表してくださった方は音楽が得意で、その時々の思いを音楽で表現してくれました。向谷地先生と出会ったとき、いっしょに外に出て行ったとき、今の思い・・・苦労が報われた思いが歌から伝わってきて涙しました。

すっかりべてるの空気に心ほぐれた私たちは、べてるの満喫感とともに、2日目を終了。
夜は向谷地さん含め、数名のべてるのみなさんと一杯。


気合をいれなおして・・・3日目

SST ばらばらの会


 SST とは、生活や病気の苦労や、その背景にある認知や行動上の苦労を具体的や課題としてあげ、ロールプレイをし、コミュニケーションの練習をする場です。べてるではSST のプログラムが週に4回あります。

 今日は2人の方のSST がありました。
自宅に帰って、父にもう少し浦河でがんばりたいということを伝えるためのSST。
お父さん役も名演技。1回目のロールプレイが終わり、仲間がよかったことと、工夫できることをアドバイス。2回目は1回目よりもずっとお父さんにわかるような伝え方でした。仲間のひとごとではない、雰囲気がその場をも支えていたように感じました。


最後は、特産品のお買い物!!

4ぶらへのお買い物・・・



SST での接客の効果か、お店での接客はばっちり。ついつい帰りの飛行機でたべるおつまみ昆布も買ってしまいました。

4丁目ぶらぶらざは、『地域とべてるのお茶の間』として営業しているお店。浦河町の大通り4丁目商店街に加入し、昆布商品や関連書籍はもちろんのこと、地域の商品も販売していました。


〜べてるの理念をいくつか紹介〜


三度の飯よりミーティング


べてるにはなくてはならない理念の柱。自分を語り、仲間の話を聞き、語り合い支えあうミーティングは1ヶ月に100回以上!!
問題が解決するわけでない、問題を出し合う場ではなく、お互いをはげましあう場であること。

弱さの情報公開


べてるには「安心してサボれる職場づくり」という理念があります。安心してサボるためにしなくてはならないことが、「弱さの情報公開」です。
朝のミーティングで「今日の調子は・・・よく眠れませんでした。」などの体調の報告がありました。

べてるはいつも問題だらけ


べてるのみんなはただ生きているだけでも問題が起きている。しかし、病気に逃げないほうがいいでしょう。「苦労をとりもどす」のです。具体的な悩みや苦労に向き合って仲間に相談したり共有したり。そして「自分が自分の悩みや苦労を担う主人公になりましょう」問題があればあるほどコミュニケーションの場がふえ、仲間が増え、アイデアが生まれ、場が豊かになる。だから問題がでればでるほど予定どおり。「それで順調」なのです。

 べてるへの3日間の旅。あっという間に過ぎてしまいました。そしてなぜか心がほぐれていく感じがしました。べてるに来るとなぜか「また来たい」という人がたくさんいるそうです。今の私もそれを実感しています。なぜでしょう。きっとべてるに来て自分自身の弱さの情報公開や場の力を信じることなどなど、べてるの理念がべてるにいるみなさんを通じて浸透してきたからだと思います。
なんか帰りたくない私がいます。


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