>団体案内 >お問い合わせ >サイトマップ
どんなに生きにくさを抱えても、
住みたい場所で愛する人とずっとふつうに暮らし続けることができる街づくりを目指す。
特定非営利活動法人ふわり
HOMEへ

街の中でふわりふわりと考えるvol.30

「お釈迦さまの封筒」
    NPO 法人ふわり 理事長 戸枝陽基


 確か中学生の頃。あるお坊さんから聞いた話。

 人は皆、生まれる前にお釈迦さまに呼ばれて1通の封筒を渡されるそうです。
 そこには「天命」、その人が何のために生を受けるのかが書かれているのだけれど。
 努力をして、真剣に「天命」を知ろうとした人にしか、残念ながら封筒の中身は見ることができないそうです。
 もし、「天命」を知ることが出来たら・・・それは、天の願いなので、天が助け、人が助け、その人はすごい力を発揮して、天下に一大事を為すそうです。

 そして、お坊さん、にっこり笑って。
 人は皆なんですよ。ひとりの漏れもなく、誰もが、生まれて来るからにはお釈迦さまから封筒を貰っている。「天命」がない人はいない。「天命」を知り、生かせない人は一杯いますがね。
 そして、問いかけて来る。
 それで、あなたは、「天命」が見えていますかね?どうですか?

 僕の「天命」NPO風に言うと、「社会的使命」は。日本中をノーマライゼーションにすることだと思っている。そのためにこの世にこの時代に、生を受けたと思っている。
 最近は、アジアを中心とした世界にも、何らかの影響を与えられるのではと思い始めている。
 そのためには。天の運も大切だけれど。人の助けが何より必要だと思っている。

 僕の1日も。人である限り24時間しかない。一生も多少の長短はあるだろうが、限られた時間であることは、間違いない。
 そうだとして、向けられるたくさんの人の輪とその想いに、僕自身が丁寧に接して応えることが出来ない不義理に、どうしようもなく悩んでいるし、何とかしないといけないといつも思う。その解決策も。きっと、人に助けてもらうということのように思う。

 40歳までは。自分の封筒の中身を開けようとして、必死にもがいていた。今は、心乱れることも少なくなり、澄んだ気持ちでいるので、自然と周りを見渡す余裕が出てきたように思う。
 周りを見渡してみて、気付いたことがある。お釈迦さまからの封筒の中身に、同じことが書いてある人が、同じ時代に生を受けているということ。
 しかも、そういう人が、結構たくさん、時代を共有して生まれ出でて、同じベクトルで動いているということ。

 ああ。この「天命」は、自分ひとりで担うものではないんだなと気付いた時の安堵感。ここしばらく。老若男女、同志を探し、志を共有し、協働を深める日々を生きようと思う春です。


一つ前のページへ戻る
FirstUpload 10/09/22-21:05
LastUpdate 10/09/25-18:24


ふわりってどんなとこ >ふわりの取組を知ろう >ふわりの活動予定 >ふわりの活動レポート >ふわりに参加しよう

Copyright © NonProfit Organization FUWARI All Rights Reserved.
Script by Petit CMS